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歯科医師の統計情報と歯科・歯科医院のコラム一覧


「平成26年(2014年)医師・歯科医師・薬剤師調査の概況(厚生労働省)」に係る歯科医師の統計情報(弁護士鈴木が適宜修正等の上で引用)と、特設ページ「歯科弁護士 .com」の歯科・歯科医院のコラム一覧です。


 歯科医師の概況(平成26年)

平成26年12月31日現在における全国の届出「歯科医師数」は103,972人で、「男」80,544人(総数の77.5%)、「女」23,428人(同22.5%)となっている。平成26年届出歯科医師数を前回と比べると1,421人、1.4%増加している。また、人口10万対歯科医師数は81.8人で、前回に比べ1.4人増加している。

(1) 施設・業務の種別にみた歯科医師数
主に従事している施設・業務の種別をみると、「医療施設の従事者」は100,965人(総数の97.1%)で、前回に比べ1,306人、1.3%増加している。「介護老人保健施設の従事者」は29人(同0.0%)で、前回に比べ2人、7.4%増加し、「医療施設・介護老人保健施設以外の従事者」は1,540人(同1.5%)で116人、8.1%増加している。

(2) 医療施設に従事する歯科医師数
1)性・年齢階級別にみた歯科医師数
医療施設(病院・診療所)に従事する歯科医師を性別にみると、「男」が78,530人で、前回に比べ263人、0.3%増加し、「女」は22,435人で、1,043人、4.9%増加している。年齢階級別にみると、「50~59歳」が26,796人(26.5%)と最も多く、次いで「40~49歳」22,631 人(22.4%)となっている。また、男女の構成割合を年齢階級別にみると、すべての年齢階級で「男」の占める割合が多くなっているが、「女」の割合は、年齢階級が低くなるほど高く、「29歳以下」では43.6%となっている。

2)施設の種別にみた歯科医師数
施設の種別にみると、「診療所」88,824人、「医育機関附属の病院」9,052人、「病院(医育機関附属の病院を除く)」3,089人となっている。これを年次推移でみると、「診療所」の増加が続いている。
施設の種別に年齢階級をみると、「病院(医育機関附属の病院を除く)」では「30~39 歳」、「医育機関附属の病院」では「29歳以下」、「診療所」では「50~59歳」が最も多い。平均年齢をみると、「病院(医育機関附属の病院を除く)」では42.8 歳、「医育機関附属の病院」35.6歳、「診療所」52.2歳となっている。
平均年齢の年次推移をみると、病院、診療所とも上昇傾向にある。

3)診療科別にみた歯科医師数
① 主たる診療科別にみた歯科医師数
従事する主たる診療科別にみると、「歯科」が88,498人(87.7%)と最も多く、次いで「歯科口腔外科」4,121人(4.1%)となっている。主たる診療科の構成割合を施設の種別にみると、病院では「歯科」(44.7%)、「歯科口腔外科」(29.8%)が多く、診療所では「歯科」(93.5%)が多い。また、主たる診療科別に平均年齢をみると、「歯科」が51.6歳と最も高く、「臨床研修歯科医」を除くと「歯科口腔外科」が41.1歳と低くなっている。

② 診療科(複数回答)別にみた歯科医師数
従事する診療科(複数回答)別にみると、「歯科」が92,074人(91.2%)と最も多く、次いで「小児歯科」44,190人(43.8%)となっている。また、診療科(複数回答)の割合を施設の種別にみると、病院では「歯科」(51.1%)、「歯科口腔外科」(32.4%)が多く、診療所では「歯科」(96.7%)、「小児歯科」(49.1%)が多い。

4) 取得している広告可能な歯科医師の専門性に関する資格名(複数回答)別にみた歯科医師数
専門性資格(複数回答)別にみると、「口腔外科専門医」が1,945人(1.9%)で最も多くなっている。
専門性資格の割合を施設の種別にみると、病院では「口腔外科専門医」(9.1%)が最も多く、診療所では「小児歯科専門医」(1.2%)が最も多くなっている。

5)都道府県(従業地)別にみた人口10万対歯科医師数
医療施設に従事する人口10万対歯科医師数は79.4人で、前回(78.2人)に比べ1.2人増加している。これを都道府県(従業地)別にみると、東京都が118.4人と最も多く、次いで福岡県104.1人、徳島県101.2人となっており、福井県が52.9人と最も少なく、次いで、滋賀県55.4人、富山県56.4人となっている。

 歯科医院法務のコラム(「歯科弁護士.com」)

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